ベッド選びのQ&A
Q.ウッドスプリングベッドとすのこベッドはどう違うんでしょうか?
最近では通気性を重視するために、すのこやウッドスプリングに注目が集まっていますが、すのこがたわみのない板で作られているのに対し、ウッドスプリングは板を貼り合わせた合板でアーチ上に反っています。このそりと、板を支える両端のゴムブッシュ(のようなもの)によって、ウッドスプリングは体のカーブに添って体を支えることができるのです。いわばダブルクッションベッドの下のスプリングの役目を果たすのです。
さらにウッドスプリングは腰の部分が2重になっていて、硬さを調節するスライダーがついているのが一般です。スライダーは外へやると硬くなり、内へやると柔らかくなります。寝姿勢を� ��えるときに、もっともデリケートなのが体重の45%を支える腰部です。スライダーを調節して腰から臀部への硬さを、寝る人それぞれに合ったものにすることによって理想的な寝姿勢が得られるのです。
腰痛など腰にトラブルをもっている人はウッドスプリングにすることにより、自分に合わせた腰の支え方を選ぶことができるのでおすすめです。
なお、通気性についていえば、比較的巾のあるすのこより、狭いウッドスプリングの方が良好といえるでしょう。
Q.ウッドスプリングにふつうの金属スプリングのマットを使っても良いですか?
ただ、日本で発売されている金属スプリングのマットレスは近年とみに厚くなってきています。いままでは18cmぐらいの厚さでしたが22〜28cmが当たり前、中には30cmを超すマットレスも出てきました。これではウッドスプリングのメリットは得られにくいと考えます。
しかしながら、ヨーロッパではリサイクル等の問題もあって、金属スプリングベッドはだんだんと使われなくなってきました。展示会へ行ってもスプリングマットレスの新柄はほとんどありません。
ラテックスやウレタンなどの単一素材のマットレスが増えているのです。
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Q.なぜヨーロッパでは金属スプリングのマットレスが無くなろうとしているのですか?
その1:金属スプリングマットレスは廃棄とリサイクルがしにくい
金属とウレタン、わた、生地など様々な素材からできている金属スプリングマットレスは廃棄とリサイクルのしにくいものです。早くから環境に関心が集まっているヨーロッパではこのために急速に脱金属スプリングマットレスになったものと思われます。
日本でも都市によって処分が難しくなっています。
その2:ラディエステジー地磁場の乱れ
プロナチューラ、ヒュスラーネストなど自然素材のマットレスにこだわるメーカーは、フレーム自体にも金属を使わずに、木のねじを使うなどの工夫をしています。
彼らは金属スプリングを使うことにより地磁場が乱れが睡眠に悪影響を与える点について指摘をしていま� �。
日本は電磁波に対する規制が弱く、ヨーロッパの基準の数百倍です。金属コイルは電磁波を誘導するために、避けたいものです。
逆に日本では金属スプリングに低反発ウレタンなどを組み合わせて、だんだん大きく重くしかも破棄しにくいマットレスが出ていますが、この傾向は逆ではないかと私には思えるのです。皆さんいかがですか?
Q.なぜさわだでは金属スプリングのマットレスを扱わないのですか?
さわだでは1999年より寝具のグリーン購入をすすめています。すなわち、できるだけ地球環境に配慮した寝具選びをしようというものです。
従って、おすすめするマットレスも長期間使え、リユースやリサイクルなど地球環境にも配慮された製品をできるだけおすすめするようにしています
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Q.ヒュスラーネストの特徴を教えてください
リフォーマスプリングの最大の特徴は調整をしなくても体重や体格の違いをうまく吸収して、正しい寝姿勢を得ることができる点にあります。畳んだりするのも容易なので、ベッド(この場合は板敷、もしくはスノコ敷の部どの上で使います。専用フレームもあります)に限らず、畳やフローリングの上でも使えるのが大きな利点です。
スイスやオーストリアの睡眠クリニックや大学病院などで評価を得ており、20万台の出荷実績を誇っています。良いものだけに価� �もそれなりにしますが、日本国内での販売価格はヨーロッパでの1.4倍程度と、輸入品としてはルイヴィトン並に低い良心的な価格設定がなされていますので、安心です。
サイズは80、90、100、120cm巾なので、ダブルはありません。
廉価版としてトリメールと板とラテックスが2層構造になった「ウッドスプリング 」 それに5cmのラテックスマットレスを載せた「マーリン」があります(マーリンは在庫限り)
Q.エルゴフレックスの特徴を教えてください
ウッドスプリングは構造によって、エルゴフレックス、ウルトラフレックス、IQフレックスの3種類があり、それぞれ調節機能によって特色があります。
エルゴフレックスは4つの縦のラテックスの中央部2列のラテックスの巾を調整することによって体にフィットした硬さ調節ができるようになっています
ウルトラフレックスやIQフレックスはそれが2〜3重に重なるのでヒュスラーネスト同様調節範囲が広くなります。
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馬毛はへたりにくく、通気性に優れた高級素材です。馬毛を中心に麻わたと羊毛わたによって作られています。エルゴフレックスの上には他のマットレスや敷ふとんを敷いてもかまわないのですが、実際にいろいろ試してみたところ、やはり、馬毛入り敷ふとんと組み合わせるのがベストであるというのが結論でした。
サイズは80、90、100,120、140cmとセミダブル、ダブルもありますが、90、100cmぐらいが一番おすすめです。140cmをダブル(すなわち二人寝)で使うことは調節ができないのでおすすめではありません。80cm×2=160cmにして、それぞれ独立で調節可能にするのがベストです。
Q.ウッドスプリングに最適なマットレスは?
さわだのおすすめは次の5点です
1.ジェルトロンマットレス
2.ボディドクターマットレス
3.整圧敷ふとん or ムアツふとん
4.センベラ社プレミアムラテックスマットレス
5.センベラ社ココスターラテックスマットレス
Q.ウッドスプリングとマットレスを組み合わせるときの注意点
1.相性
センベラのウッドスプリングは新しいバージョンになってしっかりしてきました。通常タイプのプラスと板の取付け部がダブルクッションになっているロイヤルの2種類があります。前はかなり華奢だったのですが、ずいぶんとしっかりした寝心地になりました。
より良い寝心地を目指すのであれば、ロイヤルのウッドスプリングをおすすめします。
2.サイズ
基本的にはサイズはシングル100cm巾かセミダブル120cm もしくは80cm×2=160cmの択一ぐらいにお考えください。ダブルにしたい場合はセンベラではだめで、70cm×2の構造になっているパラフレックスにすべきでしょう。
3.マットレス面の高さ
最近のベッドの床面は低 くなる傾向があり、薄いマットレスと組み合わせると、座りにくかったり、デザイン的にバランスが崩れたりする場合があります。パラフレックスのベッドは高さ調節ができるものが多いので、薄いマットレスを選ぶ場合はそちらをセレクトすることをおすすめします
Q.電動リクライニングタイプを選ぶメリットとは?
眠り上での利点は、足を自由に上げられるので、立ち仕事の多い人などは足を少し高くして眠ることができます。また、腰痛の人はスライダーによる調節と併せて、リクライニングにより楽なポジションを選ぶことができます。
Q.収納式のベッドは便利と思いますがどうなんでしょうか?
よくこんな価格でできるな・・・と感心しています。価格が安い!これが最大の利点でしょう。
問題は2点です。過去に使用した経験からもいえるのですが、2つ折りベッドは一番大切な腰の部分でしばしば段差ができてしまうという点が最大の問題点です。1年半ほど使ってみましたが、腰の足の部分が動き上部と下部の板がずれてしまいます。こうなるとどんなマットレスを持ってきても補正は難しいと思います。実際にはエルゴフレックスまで使ってみましたが、腰の違和感が取れませんでした。腰にトラブルをお持ちの方にはおすすめできません。
マットレスが組み込ん� �あるタイプはマットレスがへたってしまった場合の交換の問題があります。不可能ではないようですが、サポートには無さそうですね。
そもそも、ふとんを載せた状態で毎日2つ折りをするのか、という問題提起をしたいと思います。実際にその機能を使われている方は少ないのではないでしょうか?
腰という体を支える一番大切な場所のことを考えれば、利便性に対して体に対するリスクが高いのではないでしょうか?
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